2回目のブログは何を書こうかな〜と迷いに迷っていたら、「そういえば『ドット絵(ピクセルアート)』って簡単に作れるのかな?」…と思い、実際に作って、記事にしてみようと思いました。
以下、記事内容です。
目次
ドット絵って?
『ドット絵』とは、レトロゲーム(スーパーマリオ、ドラゴンクエスト、ファイナルファンタジーetc.)に出てくる↑このようなイラストのことです。
一見、「四角マスを1つ1つ塗っていく地道な作業」のように見えますが、やってみると意外と簡単に作れるので、興味ある方はぜひ一度、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
…では早速、作り方について書いていきたいと思います♪
意外と簡単!?ドット絵の作り方
さて、今回は私がよく使っているペイントソフト『Clip Studio Paint』を使って、ドット絵を作っていきたいと思います!
こちらは無料体験版もあるので、興味ある方は1度、試してみるのはいかがでしょうか。
1.下絵を用意
ちょっと画質が荒いですが…
ラフを描く際、用紙のサイズは正方形であれば何でも構いません♪
ただ、実際に作るサイズは32×32、64×64どちらかで作るので、縮小した時にラフがハッキリ見えた方が良いと思います。
鉛筆ツールではやや見辛くなってしまうので、ペンツール等のハッキリ見えるもので描いた方が良さそうです。
2.ペイントソフトの用意
今回は『Clip Studio Paint』(ipad)で作ります。
持っていない方は、無料体験版があるのでそちらをお試しください。
※(登録してもしなくても、無料で数ヶ月間使えるので、まずは無料体験からがオススメ♪)
3.小さめの用紙で作る
32×32、もしくは64×64の用紙を作ります。
「ファイル」から「新規」クリックすると、用紙サイズ指定のパネルが開きます。
幅、高さを(今回は大きめの)「64×64」にし、「解像度」を『72』にします。
そこに、ラフで描いたイラストを読み込み、用紙サイズと同じ大きさにします。
(「ファイル」から「読み込み」で描いたラフを選びます)
そうしたら、「表示」から「グリッド・ルーラーの設定」を開き、グリッド設定を「間隔:1」「分割数:1」に指定します。
「表示」から「グリッド」にチェックが入っていれば、画像のように1ピクセルごとに線が引かれている状態になります。
4.輪郭を描いてみよう!
ラフ絵を元に、ペンで輪郭を描きます。
この際、「ドットペン」だと綺麗にドット絵が描けます。
色は後で変更すればいいので、最初の段階では何が描いてあるか、自分で分かっていれば大丈夫です。
何が描いてあるかわからなる場合は、部分ごとに色を変えると分かりやすいです。
5.色を塗ってみよう!
先ほど描いた輪郭線レイヤーの下に、新しくレイヤーを作って色を塗っていきます。
この時、注意したいのが「色数を多くしすぎない」「できるだけグラデーションを使わない」です。(ごちゃごちゃしてしまい、見辛くなってしまうから)
6.輪郭の色を変え、馴染ませる
さて、このまま完成…といきたい所なのですが、このままだと見辛いですよね。汗
なので最後の仕上げ、肌は肌、服は服ごとに線の色を変え、馴染ませてみましょう!
いかがでしょうか、ずっと見やすくなったんじゃないかなと思います♪
ちなみに、線の色の変え方は人によって違うので、色々試してみるのがいいと思います。(私はパーツごとにレイヤーを分けたり、線を選択して上から塗りつぶしたりと2種類のやり方でやっています)
7.サイズを大きくしてみよう!
このまま画像を大きくしてしまうと、画質が悪くせっかく綺麗に作ったドット絵がぼやけてしまいます。
綺麗なドットを保ったまま画像を大きくするには、以下のやり方をします。
「編集」から「画像解像度を変更」をクリックし、希望のサイズを入力。
「補間方法」の所を『ハードな輪郭』にします。
これで、画像がぼやけずに拡大することが出来ました♪
完成したら、背景画像を「透明」にし、『png』形式で書き出しましょう!
おまけ〜GIFアニメを作ってみた
折角作ったドット絵なので、ちょっとした動きをつけたいな〜と思い、GIFアニメを作ってみました(^ω^)
簡単な動きですが、実際に動かしてみると愛着が湧きますね♡
(アニメーションは、やり方が色々あるので今回は割愛させていただきますが、私は慣れているのもあり、PhotoshopでGIFアニメを作っています)
まとめ〜意外と時間をかけずにできた!〜
はい!今回、初めてドット絵を作ってみた感想ですが、意外と思ったよりも簡単に(時間をかけずに)出来るんだなと思いました。
ペンタブ、ipadなど、ペンを使って描くなら早いけど、ペンを持っていない方は1マスずつ色を塗っていくことになると思うので(考えただけでも辛すぎる…)、ちょっと辛いし時間がかかると思います。
なので、ぜひタッチペンやペンタブなどを使って描いてみてください。
出来上がると、嬉しいし楽しいですよ♪
それでは!またお会いできるのを祈って☆