今、肌を綺麗に見せたり体を細くさせたりするアプリが数多く出ていると思います。
しかし「簡単に美肌にできたり細くなれるけど、なんか違和感がある」「もっと自然に、でも部分的に綺麗に、自然に補正したい!」「肌が綺麗になるけど画質が粗い」「加工アプリ使っているのがバレやすい(これが1番多い)」そういう時ありませんか?
今回は、画像編集ソフトの『Photoshop』を使って、人物をできるだけ自然に、綺麗に。そしてそこからどこまで自然に加工できるかをやっていきたいと思います♪
1.素材の用意
今回は、写真素材サイト『AC』さんの素材を使って、加工していきたいと思います。
使わせていただく素材はコチラ↓
笑顔が素敵な女性ですね♪
このままでも十分素敵なのですが、女性が気になるポイントとして『毛穴』『シワ』『フェイスライン』『二の腕』が多いんじゃないかなと思います。
まず、その4点をキレイにしていきたいと思います。
いざ!!
2.『ゆがみ』ツールでスリムに
photoshopで特に凄いと思うツール『ゆがみ』。
何が凄いって、画質を保ちながら、人物の骨格をいじれるからです!(力)
それがどういうことか、これからやっていきましょう♪
すると、↓こんな画面が開きます。
左上の『指先マーク』のツールを使って、二の腕と顔まわりをほっそりさせていきます。
この時、注意したいのが『やりすぎないこと』です(笑)。
このツールを使うと、楽しくてついついやりすぎ(整形させすぎ)ちゃうんですよね(汗)。
なので注意しつつ…慎重にやっていきます。
すると…
はい、こうなりました。
いじったのは、赤丸の中『二の腕』『フェイスライン』『鼻』です。(すみません、うっかり肌もキレイにしてしまいました)
この後『肌をキレイにするやり方』を書いていきます!
3.肌をキレイにする
『コピースタンプ』ツールで美肌に
次に、『コピースタンプツール』というのを使って、目立つ毛穴やシワなど、消したいものを自然に目立たなくしていきます。
左横のバーから『コピースタンプツール』をクリックし、消したいところにスタンプのように当てていきます。Macユーザーさんは、コピースタンプを選択中に『option』を長押しすると、カーソルがターゲットのようなマークに変わります。その状態のまま、コピーしたい場所をクリックするとその部分の色や模様など、質感までコピーできる状態になるので、消したい所を消していきましょう。
この時の注意点は、コピースタンプツールの『ブラシ』の状態が『ソフト円ブラシ』になっているかです。
そのままやってしまうと、「コピーしたな」というのがあからさまに分かってしまい、正直ダサいです。
なので、必ず『ソフト円ブラシ』を選択してからやりましょう!(右クリックでブラシを選択できます)
あともう1つ注意点があります。
それは、ブラシの”『不透明度』と『流量』を下げる”ことです。
これらやらないと、これまたあからさまにコピーしたなっていうのが分かってしまうので、注意してやってみてください。
『ブラシ』『ぼかし』ツールをうまく使う
このままでも十分キレイになるのですが、『ブラシ』『ぼかし』この2つのツールもうまく使えば、全身すんごくキレイな肌になるので、慣れてきたらやってみてはいかがでしょうか。
やり方は簡単ですが、ここでも『ブラシ不透明度と流量』がポイントになってきます。
キレイにしたい箇所に1番近い色を『スポイトツール』(Macユーザーのショートカットは『option』です)で取り、気になる箇所を塗っていきます。
ぼかしツールは、シワなどには使わず、あくまで『肌のキメを整える』ことだけに使用してください。
4.歯は白く、唇は血色をよく
歯を白くする
このままでももう十分なんですが、歯が若干黄色味がかっているので、ホワイトニングをしたいと思います。
加工した画像の上に、新規レイヤーを作ります。
すると、元の画像より歯が少し白くなりました。
もう1つの方法としては、投げ縄ツールで選択した後、『トーンカーブ』や『明度』をいじって、歯を明るく見せるやり方もありますが、今回は割愛させていただきます。
唇を血色良くする
このやり方も先ほどの『歯を白くする』と同じです。
ただ、こちらは唇にのせたい色はピンクか赤になると思いますので、その色で塗りつぶし、『スクリーン』ではなく『乗算』にしてください。
5.完成!
こう並べてみると、変わったのが良く分かると思います。
しかし、加工後の画像だけ見たら『加工されている』写真だとは簡単には気がつかないくらい、自然に加工できたのではないでしょうか。
- バレずにキレイにしたい!
- 紹介用の写真は少しでもキレイに見せたい!
そんな方はぜひ、やりすぎない程度にやってみてはいかがでしょうか。
とはいえ、photoshopはお値段が良いので「ソフトを買ってまで補正しようとは思わないけど、自然に加工したいな〜」という方は、お気軽にご相談ください♪
それでは今回はこの辺で☆