少し前から3Dアバターを使った『Vtuber』ユーザーが増えてきており、一度はやってみたいという方もいると思います。
でも「やり方が分からない」「難しそう」「外注するとなると高くてなかなか手が出せない」という方も、少なくないのではないでしょうか。
実は私も前から『3Dアバターを使ったVtuber』に興味がありましたが、「難しそう」「お金がかかりそう」と思って手が出せずにいました。
しかし最近、無料で作れるソフトがあることを知り、作ってみたところ意外と簡単に作れたんです!(しかも、無料なのに有料並みのクオリティで「えっ本当に無料!?」と驚いたくらいです)
今回は、私と同じく「3Dアバター作りたいけど手が出せない方」と、自分のメモとして『無料』で作れるアプリ、作り方を書いていこうと思います。
目次
VRoid Studioをダウンロードする
まず、無料で3Dアバターが作れるアプリVRoid Studioのサイトから、ソフトをダウンロードします。
ダウンロードしたら、VRoid Studioを開いて『新規作成』を押します。
すると、作るアバターの性別を聞かれるので、作りたい方を選択してください。
選択すると、こんな画面が開きます。
VRoid Studioの凄い所は、『無料なのに細かいカスタマイズができる』こと。
画像のように、目、眉、口、髪…パーツごとに細かな設定ができます。
それでは、さっそく顔のパーツから作っていきたいと思います。
アバターの作り方
顔のパーツを作る
パーツごとに細かく作れるので、「パーツ選びに時間をかけたくない!」という方は、『顔セット』の中から選ぶと便利です。(一発で出来上がります)
もちろん、細かく設定した方がオリジナリティのあるアバターになるのでオススメですが、時間がない方にはとても便利だと思います。(私はこの星が入っている目が好きです♡)
鼻、眉毛の形やまつ毛なども同じように細かくカスタマイズが出来るので、色々といじってみてはいかがでしょうか。(実際にいじった方が楽しいです♪)
色を変える
肌の色や目、髪の色は、画面右にある『カラー』で変えることができます。
指定の色がある方は四角枠に色のコード入力。
特に決まっていない方や遊んでみたい方などは、『カラー』の丸い色のついた部分をクリックすると、カラーピッカーが出てくるので、好きな色をクリックしてください。
因みに『カラー』文字の右隣りにある『スポイト』をクリックし、アバターの上に持っていきクリックすると、その色を抽出することができます。(髪の色と目の色を合わせたい場合にオススメです)
髪を選ぶ
髪の種類は、全部で20種類ほどあります。
『髪セット』から選んでも良いですし、細かく設定したい方は前髪、後ろ髪、アホ毛(アホ毛まであるんですよ…)など、お好きに選択できます。
因みに、やや難易度は上がるのですが、1から自分で髪型を作ることも可能です。
もし余裕がある方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
(私のプロフィールアイコンもVRoidStudioで、髪型も自分で作りました)
服を選ぶ
いよいよ、洋服を選んでいきたいと思います!
洋服も、トップスから靴下、靴、アクセサリーと、自由に選んでカスタマイズすることができます。
私が使って見た感想は、洋服を1から作らないのであれば(1からも作れるみたいです)、『全身セット』の中から選ぶことをオススメします。
なぜなら、その方が1番『しっくりくる』から!
まずは『全身セット』でやってみて「もうちょっとオリジナリティを出したいな〜」と思ったら、次のことにチャレンジして見ましょう♪
服をカスタマイズする
カスタマイズするには『服のパーツ』を選ぶ必要があります。(全身セットではできませんでした)
画面左にある『カスタムアイテム』の『新規作成』から作ることができます。
画面右の『テクスチャを編集』からは、自分が持っている画像やイラスト等を、今選択中の服に貼り付けることができます。
因みに、右斜め上にあるボタン(※以下、画像参照)を押すと、左右対称に絵を描くことができます。
ペンタブなどを使って上手く使えば、オリジナリティあふれる服が出来上がるんじゃないかなと思います。
あとは、アクセサリーをつけたい人はつけることができます。
アクセサリー
種類は、メガネ、うさみみ、猫耳の3つです。
こちらも、テクスチャを使ってデザイン変更ができるようなので、お時間ある方はぜひやって見てください♪
ポーズ,表情,動きの確認
一通りできたら、画面右上の『カメラアイコン』をクリックして表情や動きのチェックをしてみましょう。
アバターの写真を撮る
あと、これはやりたい方だけでいいと思うのですが『背景』の項目から背景画像を設定して、アバターの写真撮影をすることもできます。
背景画像の設定、もしくは背景色の指定ができたら、アバター下にあるカメラのボタンを押すと、アバターの記念写真を撮ることができます。
VRoidStudioに保存する
アバターが出来上がったら、右上のカメラアイコンから『VRoidHubへアップロード』を押し、保存してください。
すると、こんな画面が開くので『新しいキャラクター』を選んでOKを押しましょう。
アップロードが完了すると、VRoid Hubへ移動します。
移動したら、モデルデータ(名前など)を入力し、画面右にある『利用条件』を設定します。
その項目の下に、公開、非公開の設定もあるので、公開したい方は公開にチェック、公開したくない人は非公開にチェックを入れて、設定を完了させましょう。
完成!!
お疲れ様でした!
これで3Dアバターが完成しました♪
(※今回作ったキャラクターは、個人商用利用可に設定してありますので、もしよかったら使って見てください)
後は、何で使いたいかによって、設定の仕方も変わってくると思います。
アバターができたら、VRoidで作ったアバターを無料で動かすことができるアプリ『3tene(ミテネ)』を使ってトラッキング(webカメラを使用し、自分の顔、口の動きをアバターに反映させる)、“『OBS』を使ってYouTubeで動かす”ことができれば、Vtuberとして活動することができます。
それらのやり方は、またの機会に書いていけたらと思っています。
それでは、今回はこの辺で♪
空いた時間で在宅ワーク【Bizseek】